ねぇ、センセイ。 3

  07, 2016 07:16


「シム、先生のことが好きか?」

先生は、笑みを浮かべたまま問いかけてくる。
誘うような甘い先生の微笑みに、逆らうことは出来ない。

「・・・・・・はい」

声も、身体も震えた。

「先生も、お前が可愛いよ」

先生が距離を詰める。

「なぁ、キスしようか」

僕に顔を寄せて先生は囁いた。
真面目で誠実な先生が、僕を求めたことに驚く。
でも嬉しく思う気持ちの方が大きい。
僕はずっと、先生と触れ合うことを望んでいたから。
弧を描く厚い唇に釘付けになりながら、僕は問いかけた。

「先生、いいの・・・・・・?」

先生はにっこりと笑うと、ゆっくり顔を近付けてきて僕の唇を塞いだ。
一度唇を離した後、今度はうっすらと口を開き、厚みの部分を啄む。
高校三年にしてかなり経験が浅い僕は、恥ずかしながらこれが初めてのキスだった。
頭の中ではもう、数えきれない程先生と熱いキスを交わしたけれど・・・・・・
僕は厭らしい。
ただ、行動に出なかっただけだ。
先生以外の誰かに、興味を持つことも出来なかった。
欲求のまま僕は先生を求める。
口を開いて、忍び込んで来た先生の舌先に吸い付く。
合わせた唇の間から、熱い吐息が漏れてゆく。

「結構大胆だな。普段は大人しいのに」
「ご、ごめんなさい」

先生は黙ったまま、僕の下半身へ視線を移した。
ズボンが張り上がっているのをじっと見つめ、ぼそりと呟いた。

「楽にしてやりたいが・・・・・・そこまでは流石にな」
「え・・・・・・?」
「先生は此処で見ててやるから、一人でやってみな」

先生は僕から身を引くと、背後の机に寄り掛かりながらそう言った。
先生は僕がオナニーするのを見たいんだ。
先生が望むなら、僕は何でもする。
そろそろとズボンの中に手を伸ばして、欲望に触れた。
恥ずかしさに俯きながら、片手で欲望を上下に擦って刺激する。

「それじゃあ、あまり感じないだろ。恥ずかしがらず、何時もみたいにやっていい」

声色は優しくても、言っていることは意地悪だ。

「は、い・・・・・・」

欲望を完全に外へ取り出し、両手でしごく。
僕は今、痴態を先生に見られている。
嬉しい、興奮する・・・・・・

「はぁ・・・・・・せん、せ・・・・・・」
「厭らしいな、シム」
「ごめん、なさいっ・・・・・・」

先生は口の端を吊り上げ、冷ややかな笑みを浮かべて僕を見ている。
先生と視線が合う度興奮を煽られ、どんどん快度が高まってゆく。

「あ、イ、イクッ・・・・・・!」

射精した直後全身の力が抜け、僕はずるずるとしゃがみこんだ。

「いいもんが見れたよ。これで明日も頑張れそうだ」

先生は立ち上がり、出口へと向かった。

「また遊ぼうな、シム」

そう言い残すと、先生は去って行った。
先生にとって、これは遊びなんだ。
僕は全身全霊で向きあっていても、先生は違う。
僕に好きと言わせながら、先生は僕のことを可愛いと言う。 ズルい。
先生にはきっと、僕と真剣に向き合うつもりなんて無いのだろう。
そう思うと何だか悲しくて、僕は一人、静かに泣いた。









◇◇◇



先生、爽やかな仮面を被った変態でした。
甘いようで甘くない。王道のようでそうでない。
残念なNBクオリティ(´ー`)



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