ミッドナイト・ガイズ 5

  27, 2015 19:20


☆お詫び
この前は、ネガティブな記事を UP してしまい済みませんでした。
取り乱す私と対照的に、何時もと変わらない事務所の宣伝、ツイッターの呟き、皆さんのお話の更新・・・・・・
始め、どう気持ちを整理すれば良いのか分かりませんでした。
でも、皆さんや周りの対応が正解なのだと思いました。
何時も通りに過ごすことが一番平和で幸せ、そして冷静でいようとするのが大人の対応です。
私が相談を持ちかけたある方が、気付かせてくださいました。
東方神起の二人が心配で何も手につかない、そうやって下を向くのでは無く、二人が頑張っているのだから私も頑張らなきゃいけません。
二人に一方的にパワーを貰うんじゃなく、一緒に歩きたい。
だから、二人みたいに強くいなくちゃ。
教えて頂き、本当にありがとうございました。

二つの国は緩和の方向へ向かったようですが、何時また今回のような事態になってもおかしくない。
そんな不安はあります。
今日、ユノが制服を着て表彰されている写真を見ました。
ユノでは無いようにも見える、真面目な表情をして、兵役へ行く前より痩せていて、でもやっぱりかっこよかった。
正直、心から喜んで祝福は出来ないけど……
ユノ、おめでとうございます。
強い心を持ってる貴方に、そしてチャンミン、二人に着いて行きたいから、私も強く居られるように頑張ります。
少しでも、二人に恥じないファンでありたい。
ユノ、チャンミン、サランヘ(;_;)♡



元気が出てきて、妄想も再開です。お話の続き UP します。
言動に一貫性が無い自分にはウンザリです・・・・・・(^_^;)
呆れさせてしまったら済みません。
構わんよ~という方はどうぞお付き合い下さい m(_ _)m


























ミッドナイト・ガイズ・表紙





















キュヒョンの趣味は人間観察らしい。
客や仲間の事細かな所まで観察しては、分析するのが楽しいと言う。
ある日、キュヒョンがあの人の名前を口にした。

「チョン・ユンホ・・・・・・あいつのこと、どう思う」
「・・・・・・どうって、普通の客だろ」

するとキュヒョンは顎に手を当てて、難しい顔をしながら話し始めた。

「あいつ、初期の頃は指名は無くて誰でも良かったんだ。俺も一度接客したことがある」
「それで・・・・・・?」
「接客入る前に手帳睨んでたんだけど、どうやら何時もそうらしい。あれ、何してると思う」
「仕事関係のこと、じゃないのか」
「俺もきっとそうだと踏んでるが・・・・・・おかしいと思わないか。此処に来るような奴が、接客される直前まで仕事のこと考えるなんて」
「言われてみれば、確かに・・・・・・」
「または次は何時来ようと必死に考えてる、真面目に遊んでるだけなのか・・・・・・」

どっか違和感あんだよなぁと、キュヒョンは呟いた。
僕はこの時、キュヒョンの言った事について、特に深く考えることはなかった。









僕はいつの間にか、店のナンバー3 に成り上がっていた。
鏡に向き合いながら、小指で真っ赤なグロスを掬い、唇に塗りつけてゆく。
あの人が僕に言った言葉に反するように、今では濃い化粧をするようになった。
鏡の中、僕の影を潜めるように飾られたその顔を見ると安心する。
まるで、別人になった様な気がして・・・・・・
客には心にも無い甘い言葉を囁き、優しく微笑む。
ベッドの上では、例えセックスが下手な相手でも高い声で鳴いてやる。
狂った抱き方をされたなら、無抵抗のまま好きにさせるだけ。
快楽を売る仕事をしながら、僕は完全に理性だけで動いていた。
どんなに身体を重ねても、そこに精神的快楽は生まれず、心はいつも冷えきっている。
彼に捨てられたあの日から、僕の心は凍りついてしまった。
他に目標がある訳でも無く、取り敢えず金が入るので今の仕事を続けている。
しかし今のままでは、この先に明るい未来は開けない。
それだけは確かなことだ。









金曜日の夜のことだった。
何時もの様にあの人の姿を見かけたが、もう目が合うことも言葉を交わすことも無い。
僕たちはただ、同じ店の中に居るだけだった。
僕が常連の客に着いて店の中を移動していた時、その事態は起こった。
数日前から、僕が抜けた枠を補うための新人のボーイ、ミンホがフロアに出ていた。
僕は仕事の合間を縫って、時折ミンホへボーイの仕事について教えていた。
人懐っこく純粋で、まだ青年らしさを残したミンホを、僕は弟のように可愛がっていた。
僕と常連の男、ミンホがすれ違った瞬間、ミンホはバランスを崩してトレイを傾けてしまった。
僕は確かに見た。
ある男娼がミンホにぶつかり、にやりと笑って去ってゆくのを。
新人が主張出来ないのを見越してのことだろう。
完全に、ミンホを利用した僕への嫌がらせだった。
傾いたグラスから溢れた酒が、客のジャケットを派手に濡らした。
ジャケットに酒がかかった瞬間、ミンホは青ざめながら勢いよく頭を下げた。

「も、申し訳ございませんっ」

ナプキンでジャケットを拭おうとしたミンホの手を、常連の男は勢いよく振り払った。

「汚い手で触るなっ!」

怒鳴った男の声が、フロアに響き渡った。
男はミンホの胸ぐらを掴むと、顔を険しくさせながら低い声で責め立てた。

「このジャケット、いくらすると思ってる。この店で払うよりずっと高い金だ!」
「ほ・・・・・・本当に、すみませっ・・・・・・」
「子供だからといって、謝って済まされると思うな?」

男はミンホの身体を、壁へ向かって勢いよく押し付けた。
この男は手が出易く、セックスも荒っぽいので扱い難いのだ。
冷め切った僕が相手なら構わない。
でも、この世界に入ってまだ間もないミンホが傷つくと思うと辛かった。
同時に僕は、以前同じ状況に陥った時の自分自身を思い浮かべ、ミンホに重ねていた。
あの時、助けられたことで僕は救われた・・・・・・
僕は男の肩に手を添えると、暴力に至るのを阻止した。
賢い対応は何か頭で考えるより先に、僕は衝動的に行動に出てしまっていた。
何時もならば、有り得ないことだ。
男は鋭い目つきで僕を睨みつけた。

「何だチャンミン・・・・・・」
「・・・・・・この子は、まだフロアに出て間もない新人です。どうか・・・・・・どうか、あたなの広い心でお許し頂けませんか」
「フロアに出れば誰でもプロの扱いだ。そう簡単に許せる訳がないだろう!」

男は顔を紅潮させながら、更に口調を荒くして続けた。

「お前を指名してやってる俺より、出来の悪い後輩の肩を持つのか!?とんだ屈辱を受けたもんだな!」
「決して、そんなつもりでは・・・・・・!」
「煩い、黙れ!」

これ以上沸騰させたら、収集がつかなくなる。
一体どう対応すれば丸く収まるのか、回らない頭で必死に考えた。
僕は、久しく冷静さを失っていた。
男はにやりと笑いながら、僕の肩を抱いて言った。

「チャンミン、お前が俺に無償でレンタルされるか?」
「え・・・・・・」
「そうすれば、お前らの無礼は全てチャラにしてやる。どうだ?」

嫌らしく弧を描く唇に、悪寒が込み上げる。
仕事以外で、この店の外でもこんな男の相手をするなんて、絶対にごめんだ。
でも、この男を納得させる対応がそれしか無いと言うのなら、僕は頷くべきなんじゃないのか?
ミンホのため、店のためにも。
受け入れる事を考えると、心が壊れそうなほど辛い。
これも仕事だと言うのなら、僕は耐えなければならない・・・・・・?
葛藤に揺れていた、その時。

コツ、コツ、コツ・・・・・・と、聞き覚えのある足音が近づいてきて、目の前で止まった。
―――――ユンホさんだった。
ユンホさんは男を片手で一突きすると、僕と男の間に割り込み、男を無言でじっと見つめた。
予期せぬ事態に驚き、僕はただ瞳を見開きながら、ユンホさんの背中を見つめることしか出来なかった。
男は、眉をひそめながらユンホさんを睨みつけた。

「何だぁ?」

ユンホさんは手にペンを持ち、メモにさらりと数字を羅列して言った。

「そのジャケットはいくらする。百万か?二百万か?これで新しいのを買え」

ユンホさんは、財布から引き抜いたカードをメモと一緒に男の胸に押し付けた。

「一体誰だお前は!」

怒鳴る男に、ユンホさんは平坦な口調のまま返した。

「店の外で男娼を好き勝手しようなんて、ただの犯罪だぜ?」
「っ・・・・・・」

ユンホさんは男に顔を近づけると、ふっと笑いながら囁いた。

「それと・・・・・・スマートに金持ちを気取りたいなら、ジャケットの一枚や二枚、目を瞑ってやるもんだ」
「・・・・・・!く、糞がっ!」

男は唇を震わせると、カードとメモを手に握りしめユンホさんの身体を押し返した。
踵を返すと、逃げるように早足で店の出口へ向かって歩いて行った。
ユンホさんは、男の背中を眺めながら呟いた。

「ふぅ。荒っぽい奴め・・・・・・」

僕の方を振り返ると、ユンホさんはふわりと優しげな笑みを浮かべた。

「悪い。邪魔した」

その微笑みを目にした瞬間、瞳から涙が一粒、ぽろりとこぼれ落ちた。
また、助けてくれた・・・・・・
ユンホさんは直ぐ、元居た席へ向かって歩いて行った。
帰り支度をするユンホさんを男娼が引き止めたが、ユンホさんは応じる気配が無い。

「悪いがまた今度だ。楽しむ気分じゃ無くなっちまった」

ユンホさんはジャケットを手にすると、出口へ向かった。
冷え切った心が、ゆっくりと熱を帯びていくのを感じる。
優しさに触れ、僕はまた、以前と同じ心境に陥っていた。
更衣室へ駆けて行くと、共有しているキュヒョンのロッカーから自分の財布を取り出した。
入っている分だけまとめて手に持つと、急いで店の出口へと向かった。

「待って!」

エントランスで、僕は店を出ようとするユンホさんを呼び止めた。
ユンホさんはぴたりと歩みを止めると、ゆっくりと振り返り僕を見つめた。
心臓が、トクトクと波打っているのが分かる。
きっと、急いで此処まで駆けてきた、それだけが原因じゃない。
僕は一歩一歩進んでユンホさんに歩み寄ると、感謝の気持ちを込めて頭を下げた。

「先程は、助けて頂きありがとうございました」

僕はユンホさんに、手に握りしめた札数枚を差し出した。

「今はこれしか無くて・・・・・・でも、後で必ずお返ししますから」
「要らない」
「そんな訳には・・・・・・」
「要らないって言ってる」

ユンホさんは少し強い口調でそう言った後、にっこりと笑って僕の胸元に札を握らせた。
曇りの無いまっすぐな瞳が、僕を捉えた。

「あの子を助けたのは、良い判断だった」
「本当に、そうでしょうか」
「ああ、勿論だ」
「・・・・・・・・・・・・」
「上に立っても、何時までも君らしく・・・・・・そのままで、優しく居てくれ」

温かい手は、僕の手を優しく握り締めたあとそっと離れていった。
ユンホさんは出口へ向かったが、扉を抜ける手前、再び歩みを止めた。
暫しの沈黙の後、ユンホさんはぼそりと呟いた。

「・・・・・・金は要らないが・・・・・・」

ユンホさんが、こちらを振り返った。
暗いエントランスで、夜景をバックに僕を見つめるユンホさんはとても綺麗だった。
ユンホさんは、ゆっくりと口を開いた。

「もし君が許してくれるなら・・・・・・いつか抱かせてくれ。客としてじゃなく、一人の男として・・・・・・」
「え・・・・・・・・・・・・?」

思いがけない告白に言葉を失っていると、ユンホさんは自嘲的に笑いながら頭を掻いた。

「あの男より、俺の方がずっといやらしいな・・・・・・?すまん」

ユンホさんは手をひらりと振りながら、扉の向こうへ姿を消した。
ユンホさんの姿が視界から消えた途端、僕は床へ崩れ落ちて泣いた。
涙が次々に溢れ、頬をぐしゃぐしゃに濡らしてゆく。
今まで殺し続けていた感情が、命を吹き返した。
何の保証も無い、未来の約束。
こんなに傷つけられてもまだ、それを信じてしまうのは・・・・・・

今も、貴方の事が好きだから。









◇◇◇



ユンホさん、チャンミンの気持ちを弄んでる感半端ない。
でもザ・格好いい描写はやっぱりユノにやらせるとはまりますね~
あ……字では上手く現せてませんが、頭の中の映像ではめちゃ格好いいユノがチャンミンを助けてるんですよ~!

なんかホミン話は最近
やりたい放題のユンホさん×振り回されるチャンミン が好きなようです。
予定ではあと 5 話で本編は終わる予定です。頑張ります!



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Comment 6

NB(のぶ)  

Re: タイトルなし

ちゃー○んさま


こんにちは♡、いつも返信遅れてすみません……!
上手く書けないとか、そんなことありませんよ!
毎回しっかり伝わりますよ~(^-^)♡
辛いときは痛みを解放して、心に余裕があるときは元気に楽しく!
そうやって、二人がいない時間を乗り越えていきましょうね。

お話も自分の元気の源だし、皆様にとっても少しでもそうであればいいなと思ってます。
暗い展開になりがちですが、明るみが先にある時は暗いんだよということにして……
更新頑張ります!

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NB(のぶ)  

Re: タイトルなし

Pe○nu○sさま


こんにちは!
いつも返信遅れてしまいすみません!

あの時期は、本当に不安で不安で仕方ありませんでした。
今は何とか落ち着いてはいるけど、また同じような状況に何時なるかわからない。
東方神起を応援する限りずっとつきまとう問題と思うと、心が休まりませんよね。
命に関わるから、5人だとか恋愛報道とかより一番堪えます。
あまりこの話題を扱った記事を見なかったので、私はアウェイかと心配しましたが……
記事の内容に共感することで、気持ちが少しでも軽くなる方もいるんだと分かりました。
たまに持論語りだけの記事をUPすると、思いの外反響がよいので嬉しいです。
この先も色々な告白を書かせて頂きたいと思います(^^)

お話は、やっぱりラブラブさせたくてこんな展開になりました……
ユンホさんが一体何を考えているのか、分かるまで時間かかりそうですが……
どうぞお付き合いくださいませm(._.)m!

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NB(のぶ)  

Re: タイトルなし

さえ○んさま


こんにちは♡
いつもの如く返信遅れてすみません((T_T))
とうとう、チャンミンの入隊時期も発表されましたね。
二人が居なくなる空白の二年間、私達はどう過ごすのかな……
この先完全に不安が無くなることはないけど、いつも辛い場面を二人は乗り越えてきたから……
信じて一緒に待ちましょう!!

腐方向に意欲が向いてしまうのは私の運命だと思ってます。
この先もどうぞ、妄想にお付き合いくださいね(*´∀`)♡

ミッドナイト~のユノ、自分で書いていても腹が立ちます(笑)
どうにかして責任を取らせようと思います。
ソロアルバムのユノを想像して頂けるなんて、幸せです~\(^^)/
更新頑張ります!

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