ユンホ店長の恋 ~貴方を注文してみました~

  23, 2015 07:51


※若干ですが、性描写が入ります。
 閲覧は自己責任でお願いします。









インターホンが鳴り、俺は玄関へ向かうと扉を開けた。

「こんにちは。お届けものです」

制服を着たチャンミンが、ニッコリと微笑んだ。
ブルーのシャツがよく似合う、爽やかな笑顔で。
久しぶりに見る制服姿に、少しときめいてしまった。










初めてチャンミンと出会って人目惚れした時、チャンミンは制服姿だった。
チャンミンの制服姿が好きで、出来るならもう一度見たい。
先日会った時俺がそう伝えると、チャンミンがある提案をした。

『じゃあ・・・・・・今度仕事が終わったら、制服のままユンホさんちに行くよ』

それが今日だった。
チャンミンは家へ来る前に、俺に電話を寄越した。

「もしもし」
『俺だよ。今から向かうね』
「分かった。待ってる」
『一個だけ、お願いがあるんだけど』
「何?」
『“貴方を注文します”って言ってみて』
「何で?」
『いいから言って』
「・・・・・・貴方を、注文します」
『ご注文、承りました』

チャンミンはそう言うと、直ぐに電話を切ってしまった。
通話を終えてからチャンミンが家に到着するまで、それほど時間はかからなかった。
家の中に入ると、チャンミンは胸に手を当てて俺に礼をした。

「貴方だけの、シム・チャンミンを届けに参りました」
「え?」
「言ってみたかったんだよね。こういうセリフ」

だから、俺にあんなことを言わせたのか。
―――“貴方を注文します”。
嬉しそうに笑うチャンミンを、可愛いと思った。



部屋へ入ると、二人でベッドの上に座って壁へ寄りかかった。
ほんのりと香る汗の匂い。少し湿って束になった髪の毛。
半袖から除く、筋肉のついた二の腕。
チャンミンの全てにドキドキする。
肩に寄りかかっていいかな。
それとも、チャンミンから来るのを待とうかな・・・・・・
そんなことを考えていると、チャンミンがふと思い出したように言った。

「あ、そうだった。シム・チャンミンはタダじゃ無いんですよ」
「え、そうなの?」
「はい。そうです」
「まさかの代引き?」
「いいえ」

チャンミンは俺と向かい合うように座り直すと、コホンと咳をしてから言った。

「貴方にも、“俺だけのチョン・ユンホ”になって貰います」

チャンミンは後ろのポケットに手を回すと、四角い紺のケースを取り出した。
蓋が開かれ、中に収まった二つのリングが露になった。
チャンミンはそのうちの一つを手に取り、俺の左手の薬指に嵌めた。

「うん。ぴったり。ユンホさんが寝てる間に、メジャーで採寸した甲斐があった」

いつの間にそんなことを・・・・・・

「ユンホさんも、俺に嵌めてくれる?」
「うん」

俺は、ケースへ伸ばしかけた手を止めた。
きらきらと光るリングを見ていると、胸の奥から熱いものが込み上げてくる。
涙が瞳を埋め尽くして、視界はたちまちボヤけてしまった。
俯いた俺を見て、チャンミンが呟いた。

「困ったな・・・・・・。泣かせるつもりは無かったんだけど」
「ちがっ・・・・・・別に、嫌とかじゃなくてっ・・・・・・」
「うん。知ってる。嬉しいんでしょ?」

こくりと頷くと、チャンミンは俺の手にリングを握らせた。

「さ、ユンホさん。俺を貴方だけのシム・チャンミンにしてよ」

俺はチャンミンの左手を取ると、薬指へゆっくりとリングをはめ込んだ。

「ありがとう」

チャンミンがにっこりと微笑んだ。
礼を言うのは俺の方だ。
こんなプレゼントを貰うなんて、思ってもみなかった。
チャンミンは格好良いから、いつかは俺じゃなく可愛い女の子と一緒になるのかもしれない。
そんな事を考えて、落ち込んだり不安になることもよくあった。
だから、まるで愛を誓うような、プロポーズのような・・・・・・
そんなチャンミンの行動に驚いて、同時に凄く嬉しかった。

「俺の方こそ・・・・・・ありがとう」
「絶対、外しちゃ駄目だよ」
「うん・・・・・・」

チャンミンが覆い被さってきて、俺はベッドへ押し倒された。

「ねぇ、制服姿の俺にやられてみたくない?」

チャンミンに見下ろされて、ドキッと心臓が跳ねた。
宅配に来てからそのまま襲われたみたいで、ちょっと興奮してしまう。

「ねぇ、やられたい?」
「・・・・・・やられたい」

胸に手が添えられ、下に向かってゆっくりと降りてゆく。
チャンミンに触られた部分全てが、ちりちりと火が灯るように熱い。
好きが溢れて、心と連動するように身体も高ぶってゆく。
女の子とは何度か付き合ってきたけど、こんな経験今まで無かった。
唇を塞がれ、俺は自ら口を開けて舌を迎え入れた。
暫くすると、チャンミンは俺の孔に膨れた欲望を宛てがった。
入口付近を欲望が動き回るのを、俺は無抵抗のまま感じていた。
チャンミンが、不思議そうな顔をして俺に聞いた。

「付けなくていいの?ゴム」

ほんのちょっとの、薄っぺらい隔たり。
それが、何だか今はもどかしかった。

「今日はいらない。そのまんまでいい」

チャンミンが、少しだけ驚いた顔をした。

「俺が今病気持ってたら、感染っちゃうかもよ」
「その時は・・・・・・また、泌尿器科連れてって」
「・・・・・・分かった」

俺は、もしかしたらトラウマを克服出来たのかもしれない。
同意のもと、初めてゴム無しでセックスをした。








「あれ・・・・・・店長、それ」

出勤前、俺の薬指のリングを見てドンへが呟いた。

「いいだろぉ。チャンミンがくれたんだ」
「へぇ・・・・・・」
「俺が、チャンミンのだって証拠」
「害虫除けか・・・・・・」
「え?」
「別に、何でも」

ドンへが言ったことの意味が分からず、俺は首を傾げた。
薬指のリングを見つめながら、ドンへは続けた。

「仕事中は、それ外した方が良いんじゃないですか」
「何でだよ?」
「店長気付いてないですけど・・・・・・客の中に店長の熱狂的なファン、結構居るんですよ」
「え、本当?」

そんなこと、初めて知った。

「そいつらがその指輪見たら、大荒れすると思います」
「俺、外さないよ。チャンミンが、折角プレゼントしてくれたんだもん」

俺がそう言うと、ドンへは困ったように笑って溜息をついた。

「店長にそこまで言われちゃあ、仕方ないですね。俺も、戦争に巻き込まれます」
「ありがと。やっぱ、お前が一緒で良かった」

俺はリングに向かって微笑みながら、心の中で語りかけた。

チャンミン・・・・・・
俺、ちゃんと約束守ったよ?









END



◇◇◇



純粋なユンホさん、チャンミンの策略に着々と嵌められております。
まぁ、それで本人が幸せなら問題無しです。
店長シリーズ、区切りが良いので一旦このへんで終わるかも・・・・・・
もともと軽めで連載感無かったですけど(笑)
またネタを思いついたら単発で UP 致します。

何時もこんなネタばかりですねーこのサイトは。
私は別に直の行為を推奨している訳ではありません。
小説だからいいかな、という思考です。
あまり説得力無いな(^_^;)


次回は小説家シリーズでございます。
いつも沢山のコメ、拍手を頂き本当に感謝です。
シアワセです(T_T)♡



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Comment 10

NB(のぶ)  

Re: タイトルなし

さえ○んさま


いらっしゃいませ~!
お話見て頂き、ありがとうございます。

店長シリーズのチャンミンは、ユノのすべてが好きすぎてブッ飛んでる感じです。
身体だけじゃなく、勿論中身もすごーく大好きですよ♡
やりたいだけなら、女の子に行くと思いますが……
まさかの男にシフトするくらい、店長が大好きです。
うんうん、チャンミンはユノ本人の分も、ユノのことマネジメントしてます。(笑)
ユノよりユノのこと把握してます。
店長シリーズも、終わりと言いつつ新しいネタを思い付いてしまいまして……(笑)
そのうち、またUPしますね♪

多分、このサイト内では私は普通に属するんだと思います。
私の話が大丈夫な方々が集まってらっしゃるから(笑)
隊長やっていいんですか?わーい\(^^)/♡
とは言っても、今後も変態妄想を普及するだけだと思いますけども……

毛剃りネタの話……(笑)
ぼうぼう、確かに納得です。
チャンミンのギャランドゥ見ると、毛は濃い方かなと思いますよね。
逆にユノのマシュマロ肌を見ると、チャンミンより薄いの?とか……
さえ○んさまのコメント見て、お返しに剃ってもらうチャンミンを想像してしまった!
イヤーン萌えるっ……(>_<)

気のせいかな……
さえ○んさま、変態階級アップしましたか?
私のせいかしら……
このままでは、変隊の中のシルバー会員さまになってしまいそう(笑)
取り敢えず謝らせて下さい。
すみません!(笑)

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NB(のぶ)  

Re: タイトルなし

ゆ○んさま


こんばんは(^.^)
いつもありがとうございます。

店長シリーズ、思ったより受け入れて頂けて嬉しかったなぁ。
調子に乗って、この後もUPしてしまいそうです。
実は、もうネタはあたためていて……
そのうち更新します♪

チャンミンは、いつも泣かないですよね。
TONEも今回もそうでした。
ユノに華を持たせてあげてますよね。
チャンミンだって、ユノと同じ境遇を共にしているのに……
チャンミンがやってること、本人は普通の顔をしているからさらっと流れるけど、優しくて思いやりがないと出来ません。
私、初めはユノがチャンミンを好きだから、チャンミンのことも好き。そんな思考でした。
でも最近はユノどうこうではなく、チャンミンを一人の人間として、凄く魅力的に思うようになったんです。
ユノもチャンミンも、大好きです。
だから正直、オンリペンは苦手なんです。
ゆ○んさまが、同じような考えに戻ってきてくれたこと、凄く嬉しいです。

二人のこと、一緒に応援しましょう!

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Re: その後

ミ○トさま


こんばんは~(^.^)
初めまして……だと思うのですが、もし間違っていたらすみません~(;_;)
店長シリーズ見て頂き、ありがとうございます。

戦争勃発後、内容を思い付いたら書くかもしれません。
宜しかったら、また見に来て下さい♡

NB(のぶ)  

Re: ゴムって…

ちゃ○さま


こんばんは♡お久しぶりです。

コメントありがとうございます(^.^)
泌尿器科ネタなど混ぜてしまいすみません……(笑)

これからも頑張ります。
たまにコメントよろしくお願いします♪

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NB(のぶ)  

Re: スタンディングオベーションです(≧∇≦)

ちゃー○んさま


こんばんは(^.^)
宅配チャンミン、プライスレスなプレゼントでした~♪
私も佐川チャンミン、代引きで良いので欲しいです。
お金を払って家に来て貰うなんて、なんかあやしい雰囲気……(笑)

ドンへの気持ちも性格も、チャンミンは把握してるだろうなぁ~
ドンへの人のよ良さを見越していたのかもしれませんね。

私責任重大ですね……
色々なところにネタを植え付けてしまいましたね。
すみません(^_^;)

皆様のお話、まだ小説を書いていない頃に見てましたが、本当に素敵ですよね。
今はネタが被ると申し訳ないというか、色々と考えたりして見なくなってしまいましたが……

がっかりしないですよ!
私こそ、変態な物ばかり書いて申し訳ないです(;_;)
本当に、こうしてお話できるだけで嬉しいですから。
いつも話しかけて頂いて有り難いです。
これからもよろしくお願いします(^.^)♡

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