Humanoid ~この恋は永遠に~ 1

  07, 2014 21:25


昔、祖父から聞いた。
彼らの世代の人造人間といえば、表面はアルミや鋳物等の硬い素材で覆われ、動きはぎこちなく機械的。
人間の様に流暢に話すことはできず、不自然さのある人工的な音声で数語話すだけであった。






それから数十年。
僕が生まれた頃には既に、祖父の時代から大きく進化を遂げた人造人間があちこちに存在していた。

その名は"Humanoid"。

見掛け、機能ともまるっきり人間と同じで見当がつかない。
スラスラと僕らと同じ言語を話し、感情もある。
体温が感じられ血液が流れる皮膚、柔軟な動き。
人間の代替として、全く非の打ち所がなかった。
社会的に認められ、時代が進むにつれかなりの台数が出回るようになった。

僕の知り合いにも、humanoidを持っている奴が数人いる。
Humanoidは真の人間ではない。
造り物とコミュニケーションを図る意味が解らなかった。
批判するつもりはないが、購入するか聞かれればノーと答える。
一生関わることはないと思っていた。







そんな僕のもとへ、ある日ロボット販売員が勧誘に訪れた。
それが、僕とHumanoid"ユノ・ユノ"が出会ったきっかけである。











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