ROCK YOU ~特別な夜の過ごし方~ 3

  23, 2014 07:35
















ROCKYOU修正
















「うーん……」

ふわふわと意識が浮上して、俺はゆっくりと瞼を上げた。
今、何処にいるんだっけ。
背中が暖かい。
抱き締められてる……?

後ろへ寝返りを打つと、目の前にはすやすやと眠る年下の恋人がいた。
そうだ。
昨日ニューヨークから帰国して、そのままチャンミンとホテルに泊まったんだ。
昨晩は熱くなり過ぎた。
ふつふつと記憶が甦ってきて、恥ずかしさに顔が熱くなる。
窓を見ると、目を背けたくなるような生々しい形跡が残っていた。
窓際でセックスなんて、もし誰かに見られたらと不安に思ったが、そのドキドキも段々とスリルに変わっていった。
最後は完全に快感にのまれ、正直シチュエーションなんてどうでもよかった。
気持ち良かったけど、終わった後の疲労感が半端無くて、帰国後の身体には結構ハードだった。
割と淡白な俺と比べ、チャンミンは性欲が強いのか一回ヤッただけじゃ足りないらしい。
窓際で果てた後、ベッドで眠っている最中に、ケツに下半身を擦り付けられていてびびった。
俺の身体が敏感になるのも、これじゃあしょうがない。

本当に、好き勝手しやがって……
今はエロさを潜めて、子供のような可愛い寝顔で眠っているチャンミン。
お前は知っているだろうか。
俺がどんな想いで抱かれているのか。
俺が弱い自分を見せたり甘えたりするのは、チャンミンだけだ。
ありのままの俺を受け入れてくれるから、俺もチャンミンの全てを受け入れようと思う。
多分もう、好きっていうより愛してるんだ。
でもそんな恥ずかしい事、直接言葉では伝えられない。
だから行動で示したい。
沢山キスをして抱き締めて、身体中でお前を感じてるところを見て欲しい。
俺の心も身体も全部、お前に夢中なんだって解って欲しい。
お前の幸せそうな顔を見て、俺の気持ちは伝わってるんだと信じてるけど。
頬をつねると、チャンミンは小さく唸ってからゆっくりと目を開けた。

「起きた?」
「ん……おはよう、ユノさん」
「おはよ」

抱き合った瞬間、チャンミンの下半身が硬くなっているのに気付いて、俺は思わず腰を引いた。

「お前っ……昨日散々ヤッたのに!」
「だって、ずっと溜まってたんだもん……」

布団の下で、ちゃっかり足を割り挿入しようとしてくる。
俺はチャンミンの頭をピシャリと叩いた。

「いてっ」
「駄目」
「お願い」

チャンミンは、大きな瞳を潤ませて俺を見上げた。
俺がこの可愛さに弱い事をチャンミンは知っている。
よく流されてしまうけど、今日は譲らない。

「マジで疲れてんだよ。駄目ったら駄目」
「じゃあ……抜いてくれるだけでいい」

そういえば、昨晩は俺だけ触って貰ったんだ。

「抜くだけなら……」
「やった!」

いそいそと立ち膝になるチャンミンに、俺は言い放った。

「おい。その前に窓をふけ」
「ん……?」

俺が指差した先は、バックで突かれた体勢がまんま解ってしまうほど、くっきりと跡がついた窓。
手の指紋、腕や脚などを押し付けた跡があり、中心には……俺の精液がこびりついている。

「ぶふっ」

厭らしく笑ったチャンミンの頭を、俺はもう一度叩いた。






車の中、シートに寄りかかりながら、俺はホテルの上層階を見上げた。

「はぁ……ほんと、燃え尽きた」
「ごめんね?家までゆっくり寝てよ」
「そうする」
「ていうか、寝たいなら始めから家でも良かったね」
「でも、久しぶりなんだから夜は二人で居たいじゃん?」
「あ……そっか」

頬を赤らめて俯いたチャンミンは、年下っぽくて可愛いと思った。
少しだが昨晩の暴走の仕返しを出来た気がして、俺はくすりと笑うと目を閉じた。








起きてというチャンミンの声が聞こえたが、かなり怠くて直ぐには動けなかった。

「ユノさん……ほら、捕まれる?」
「ん……」

チャンミンに抱きついて車から出ると、身体に寄りかかりながら家の玄関へと向かった。
中へ入ると、懐かしい空気が俺を包み込んだ。
戻ってきたんだ。
また、この場所へ。

「堂々と朝帰りなの?」

ミナが腕組みをしながら俺達を出迎えた。
今は怠さが勝って言い訳をする余裕も無い。
後ろにはキュヒョンもいた。

「昨日迎えに行けなくてすいません。仕事で」
「いいよ、気にすんな」

キュヒョンの頭を撫でると、俺はリビングへ向かいソファへ倒れ込んだ。
セックスの名残と、時差ボケを引きずっているせいでかなり眠い。

「ちょっと……ひと眠りさして……」

目を閉じた後、周りが急に騒々しくなった。

「俺布団持ってくる」

キュヒョンの声が聞こえてくる。
お前は、本当に気が利くいい弟だ。

「チャンミン……どういう事?お兄ちゃん昨日より疲れてるんだけど」
「そ、そうか?」
「ちょっとは加減してあげてよ。見てられないわ!最悪!」
「痛っ!こら、引っ掻くな!」

皆がいると、やっぱり賑やかでいい。
遠くに騒がしい家族の声を聞きつつ、俺は微笑みながら眠りに落ちた。









End



◇◇◇



どこが特別な夜の過ごし方だったのでしょうか……?

設定としては、
ユノ→最中は凄いけど一度ヤッたらもう満足しちゃう。
チャンミン→一回ヤッてもちょっと足りない長持ちタイプ。
いらん解説ですね……
チャンミンの長持ちに沢山付き合わされて、ユノは敏感な身体になってしまったようですね。ふふ。
これからもきっと……でゅふ♡



これにてROCK YOUは完結です。
本当に、連載中沢山の拍手と素敵なコメントを頂きモチベーションに繋がりました。
心から感謝申し上げます。
ホミン好きな方がミンホも好きになったと言って下さったり、ミンホ好きの方、どちらも好きな方が暖かく応援して下さったり……なんか感動です(T_T)
私のただの妄想に毎回付き合って頂き、応援までして頂いて本当に嬉しく思います。
素敵なコメントには、しっかり後でお返事致します。



だいぶ好き放題したので(笑)、ROCK YOUの番外編はこの先書かないだろうと思いましたが……どうかな。
いきなり書くかもしれません(笑)
本当に本当に楽しかった。またミンホを書きたいです。
Topの説明書きにはホミン:ミンホ=7:3とか書いてますが、実際かなりミンホが好きなのだと自覚させられました。
今後、もしかしたらミンホ率増えるかも。確実にはわかりません。
それではまたお会いしましょ~!



あ!新曲まさかの壁ドンですね♡
これはも~買うしかないっ(^o^)!





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Comment 2

NB  

み〇さま

★み〇さま

コメントありがとうございます♪
番外編は、私も書いていて自分で恥ずかしくなりました。
快感に正直になり求めあうふたり、むふふ。
想像すると可愛くてエロくて・・・・・つい文章にしてしまいました。

気に入って頂けてよかった!
連載開始時はだめもとというか、ほんとうに冒険するつもりで書いていたので。
嬉しいことに好きと言ってくださる方も沢山いらしたので、調子にのってきっとまた番外編書くと思います。

とりあえず、今後はいま放置中の3つのストーリーを書き終えてから、また新連載を始めたいと思っています。
その前に、リクエスト企画も需要があればするかもです。

こちらこそ、暖かく見守っていただき本当にありがとうございました。
またいろんなユノチャミを書きたいと思いますので、よろしくお願いします!

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