ROCK YOU ~特別な夜の過ごし方~ 1

















ROCKYOU修正
















空港でユノさんを迎えた後、俺達は三人で昼食を食べた。
ミナは午後他の予定が入っていたので、昼食を食べ終えた後俺達と別れた。

「じゃあまた、家でね」
「ああ。気を付けてな」

手を振りながら駆けていくミナを、俺はユノさんと一緒に見送った。




俺は助手席にユノさんを乗せ、特に予定も立てず車を走らせた。

「どうする?これから」

ユノさんは、ぼんやりと外を見つめながら言った。

「……ホテル」
「は?」
「ホテル、行きたい」
「えぇっ……」

こんな真っ昼間から?
俺に久しぶりに会えて嬉しいのは解るけど、そんな急がなくても。

「いいけど……夜になったらね。ムードとかあるじゃん」

ユノさんは目を丸くして俺を見つめると、あーはーはーといつもの独特の笑い方で笑った。

「違うってチャンミン。時差ボケで眠くて。ちょっと仮眠取りたいんだ」
「……あっそ」

先走って、厭らしい事を考えてしまったのが恥ずかしい。
だけど、ホテルへ行きたいだけ言われたら普通誰でもそう思う。

「先にそれ言ってよ。俺バカみたいじゃん」
「お前だけじゃないよ。すごい溜まってるもん、俺」
「そうですか……」

俺が最後にユノさんに会いに行った時から、三ヶ月以上も経っている。
旅費はあるのに、時間がなかなか作れなくて会えないのがもどかしかった。
俺だって、本音を言えば今日一日ベッドで過ごしてもいいくらい溜まっている。
ユノさんも俺と同だと思うと嬉しい。

「けど今めちゃ眠いからさ。ちゃんと休んでから……な?」

眠気のせいか、目をとろんとさせながらユノさんは微笑んだ。
窓から入り込む風に吹かれ、前髪が綺麗な額の上をさらさらと泳いでいる。
その微笑みは、綺麗なのに何だか色っぽくもあり、俺はドキッとしてしまった。

ああ……
早く来い、夜。











ホテルは、高層で夜景が綺麗と評判の場所を選んだ。
チェックインした頃には、夕方になっていた。
ユノさんは部屋に入ってシャワーを浴びると、バスローブを雑に巻いたまま出てきて、ベッドへ倒れるようにダイブした。
相当疲れていたのだろう。
暫く経っても、全く起きる様子がなかった。
貿易会社といったら只でさえ規模が大きいのに、ユノさんの勤める会社は世界的に有名で仕事もハードだ。
一先ず研修を終えて帰国したが、今後何時また海外出張を言い渡されるか解らない。
実は、俺が証券会社に就職した目的の大部分はそこにある。
うちの会社にも、海外出張係がある。
もしユノさんがまた海外勤めになった時、上手くやれば俺もタイミングを合わせて同じ場所へ出張できると考えた。
実際、離れている間不安でしょうがなかった。
ユノさんは人を引き付ける魅力があり、男女問わず沢山の人が近寄ってくる。
だけど心はピュアで人を疑う事を知らない。
昔事件があった時に、ユノさんに寄ってくるおかしな奴は皆俺が追っ払うと誓った。
いつも温厚なユノさんだが、怒らせるとかなり恐い。
喧嘩は物凄く強くて、怒りに触れた標的をボコボコにする。
キレている間の記憶が無いなど様々な武勇伝を残し、学生時代は鬼とか番長とか呼ばれていた程だ。
そんなユノさんの恋人として少しでも対等でいられるよう、平和主義者のこの俺がボクシングもテコンドーも習い始めた。
まだまだユノさんには追い付かないけど、いつかは体力面でも頼られるようになりたいと思っている。

もう少しで色々なトコロが見えてしまいそうなバスローブを、一枚だけ纏い熟睡している。
そう……
こんな具合にかなり無防備なのだ。

「ん~……」

寝返りを打って仰向けになると、男性にしては膨よかな胸が露になった。
大きくなると嫌だと言って、あまり触らせてくれない胸。
結局いつも、どさくさに紛れて触るけど。
少し立ち上がった中心が、バスローブの布の一部を張り上げている。
触りたい。凄く触りたい。
もう、限界だ……

広いベッドの上に乗っかると、軋んだマットレスの刺激でユノさんは目を覚ました。

「……チャンミン?」
「ユノさん……。ヤらせて。俺もう無理」
「あぁ……ごめん。俺ずっと寝て…………んっ」

半分寝惚けたままのユノさんの唇に、俺は思いきり噛みついた。









◇◇◇



最終回に沢山の拍手と素敵なコメントをどうもありがとうございます。

終わった筈なのにまた……(笑)
そして一話じゃ終わらなかった~
次回は鍵がつきまする\(^o^)/





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6 Comments

NB  

さえ〇んさま

★さえ〇んさま

やっと終わりました~!
応援していただきありがとうございました。

ミンホの本番書いてしまいました・・・・・!
ミンホでこんながっつりは初めてですが、書いてたらあれ?思いのほかエロくなりました(笑)

「ユノさんは処○じゃない」は言わせたかったんです。
男性にそんなことばを使ってしまうってところが萌えです。
そうですね、穴にもぐるのはチャンミンだけって決まってます。ふたりでひとつ、ふふっ( *´艸`)

普通に考えたら兄のそんな事情知りたくもないですが(笑)彼ら限定です。
最後らへんは、ミナとチャンミンは仲のいい兄弟みたいな感じをイメージして書いていました。

ライブ、東京は倍率高そうだなーと思っていて。
少しでも当たる確立上げるために、いろんなところに飛ぶ覚悟です。
もし当たったら・・・・・さえ〇んさんに会いたいです。
お茶とかして、ホミンについて語りたいな♪

ファン・・・・・・うう、幸せな響きです。ありがとうございます!

またいらしてくださいね~!

2014/09/26 (Fri) 20:26 | EDIT | REPLY |   

NB  

み〇さま

★み〇さま

いらっしゃい!いつもありがとうございます。
ユノのために男らしくなりたいチャンミン、もんもんするチャンミン、いいですよね!
共感して頂けて嬉しいです。
カップルトークのユノのごとく(笑)舞い上がって飛んでしまいそうなほど嬉しいお言葉を頂き、とっても幸せでございます。

コメントは超嬉しいですが、み〇さまの余裕のある時にで大丈夫ですよ(o^ ^o)
お話に目を通していただけるだけでも嬉しいです。
お忙しいようですが体調は大丈夫ですか?お疲れ様です。

こちらこそ、私の作品を丁寧に受け取っていただき本当にありがとうございます!
私沢山お話をしたくなってしまうんです。
周りに、トンのBLについて理解があってお話してくださる方がいないので。
いやいや、優しくなんて・・・・・
み〇さまのコメント拝見して、私もお優しい方なんだなーといつも感じています。
コメントは頂ければ嬉しいに決まってますよ。迷惑なんて全く思いません。
よくコメントして下さる方々がいらっしゃいますが、確認直後は顔面崩壊させてニヤニヤしてますから!
なので、コメントは書きたいと思われた時はぜひ、どんどん送ってください♪
創作のエネルギーです。

文章書くの、私全く得意じゃないですよ。
学生時代の国語や現国の成績はそりゃもうズタボロでしたから(笑)
いつもあーでもないこーでもないと、がんばって奮闘しながら書いております。

素敵なコメントありがとうございます。
またお待ちしています!

2014/09/26 (Fri) 20:10 | EDIT | REPLY |   

NB  

ゆかたろうさま

★ゆかたろうさま

いつもありがとうございます(^o^)
エロきましたよー!
書いてみたらホミンよりエロくなり戸惑いました……(笑)

2014/09/26 (Fri) 00:54 | EDIT | REPLY |   

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2014/09/21 (Sun) 23:20 | EDIT | REPLY |   

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管理人のみ閲覧できます

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2014/09/21 (Sun) 17:06 | EDIT | REPLY |   

ゆかたろう  

やった~♪  
えろ♡ だ~♪ 待ってましたよん
溜まってるからね 長いよ!

2014/09/21 (Sun) 12:22 | EDIT | REPLY |   

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