ユンホ店長の恋 ~X'mas Gift~

 23, 2015

一階に並ぶ部屋のうち、一番端の部屋の扉に鍵を差し込む。その作業さえも今は当たり前になった。そろそろ二人で広々と過ごせる部屋を探そうか。そんなことを考えながら、俺は扉を開けた。「メリークリスマス!」中へ入った途端、パンッとクラッカーの音が爽快に響き、頭の上に紙くずが落ちてきた。赤い服に身を包み、顔には白ヒゲを付けた恋人が、目の前に立っている。「・・・・・・何してんの?」その問いかけに、コホンと小さく咳払い...

「おや、お休みになられたのですか」運転席に乗り込んだシウォンは、俺の膝に頭をのせて眠るシム・チャンミンを見て、小さく微笑んだ。「疲れたんだと。車に乗せられただけでこんなだぜ?困った坊っちゃんだ」「お優しいですね、貴方は」「下手に反抗するとコイツ直ぐに銃向けるからな。こんくらい我慢するよ」シム・チャンミンが、小さな寝息を立て始めた。「おい、本当に寝たのか?」返事は無い。ハンドルを操作しながら、シウォン...

厚みのある資料に視線を走らせながら、口頭説明を聞く。 建設会社との契約、人員の確保や配置・・・・・・ 専門知識や知恵は勿論だが、まず基本的なコミュニケーションが出来ないと話にならない。 向かい側に座るシム・チャンミンにちらりと視線を向けると、資料を閉じたまま手をつける様子も無く、何処か分からない方向をぼんやりと見つめている。 まるっきり眼球不同だ。 生きてるか?コイツ。 眉を寄せてその顔をじっと見ていると、シ...

※ユノとヨジャのセッ○スシーンがあります。  描写はザックリですが、受け入れられる自信がある方、苦情を言わない自信がある方はどうぞ。事務所のドアを開けるなり、俺はそこに居合わせた奴等に向かって叫んだ。「おい、風呂と飯と女だっ」舎弟のジョンヒョンが、目を丸くして言った。「あ、兄貴!?そんな窶れて一体どうし・・・・・・」「いいから早く用意しろっ!」「は、はいっ」部屋を出て行こうとするジョンヒョンを、俺は呼び止めた。「...