シェアハウスの恋人 1

 16, 2016

※このお話は、『恋の方程式』『片耳ピアスの君』と繋がっています。入社して一年目。週末の仕事帰り、所属している部署の仲間と飲みに出掛けた。複数で飲みに行くと、だいたいその中に一人、周りに手を焼かせる人が紛れている。二件目の飲み屋に入った時の事だった。今日の面子では最年長の先輩が、かなり酔って皆にちょっかいを出しまくり、笑い叫びまくり、仲の良い先輩達が制止しようと必死になった。観戦組の俺らは、そんな先...

シェアハウスの恋人 2

 18, 2016

※このお話は『恋の方程式』『片耳ピアスの君』と繋がっています。高校三年の夏―――『俺、委員長と付き合うことになった』俺は、親友から衝撃の報告を受けた。留年した為、一つ下の学年になってしまったユノ。共に過ごす時間が減っても、話さない日は無かった。此処は男子校で、『委員長』というのは男を指していて、そいつがチャンミンだってことも知っていた。ユノから、チャンミンのことはよく聞いていたから。男同士の恋愛に走る...

シェアハウスの恋人 4

 29, 2016

※このお話は、『恋の方程式』『片耳ピアスの君』と繋がっています。今日は、古くからの友人と少し遅めのランチ。人が疎らになった店内で、私はある話を口にした。ずっと誰かに言いたかったけど、言えなかったこと。安易に広めてはいけない気がして・・・・・・口が堅いこの子なら大丈夫。そう感じたから、思い切って話すことした。「そういえば・・・・・・この間コンビニでね、偶然ユンホ君に会ったの」「ユンホ・・・・・・?」「忘れちゃった?中...

※このお話は、『恋の方程式』『片耳ピアスの君』と繋がっています。~AM8:00 会社の後輩スホが受け取った、電話の一部始終~ある朝、少し早めに出勤して、時刻は8時過ぎ。まだ誰も居ない社内に、電話のコール音が響いた。「―――――もしもし」受話器を取って、聞こえて来たのは『あのー、そこに責任者の方居ます?』「え・・・・・・?っと・・・・・・どなたでしょうか?」『ああ、すいません。俺、シム・チャンミンの知り合いです』「ああ~・・...